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2012.05.27 お知らせ

3次元設計データを用いた計測及び誘導システム(NETIS登録NO.KT-060150-V)

既にNETISに登録されている「3次元設計データを用いた計測及び誘導システム」は平成23年度に「設計比較対象技術」として評価されておりましたが、このたび「平成24年度準推奨技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))」に選定されました。
「準推奨技術」とは、約4000件あるNETIS登録技術のうち、推奨技術と合わせてわずか42件しかない希少価値技術です*。公共工事等に関する技術の水準を一層高める画期的な技術として、国土交通省が認定しています。
この準推奨技術を工事発注時の総合評価方式で技術提案に採用した場合は、その審査において積極的に評価されます。またこの技術を利用し、発注者が適切と判断する場合は工事成績評定の加点の対象となります(発注者指定型を除く)。
「3次元設計データを用いた計測及び誘導システム」(NETIS番号:KT-060150−V)は、自動追尾及び自動視準トータルステーション/GNSS受信機+監督さん.Vのシステム、自動追尾及び自動視準トータルステーション/GNSS受信機+Pocket3Dのシステムが対象機種となります。
土木現場にてデジタル設計データを用いることにより、現況、横断測量、出来形計測、杭の復元、丁張り掛け等の効率化向上を目的としたシステムです。
本システムでは、現場で測量したデータをその場で設計と直接比較し、正確な盛土・切土の指示をリアルタイムに行うことで作業効率の向上が可能になり、また、現場での人為的ミスが低減され、品質の向上にも繋がります。

NETIS 登録技術活用のメリット

公共工事等においてNETIS に登録された新技術を活用する事により、コストの縮減や工期の短縮が期待でき、技術評価 点および工事成績評定点の向上が見込めます。

技術評価点の向上

価格と技術提案の優劣を数値化して落札者を判定する「総合評価落札方式」において、NETIS 登録技術を採用した技術提案を行う事で、技術評価点の向上が見込めます。

工事成績評定点の向上

NETIS 登録技術を活用した施工を行った場合、工事が完成した段階で発注者により採点される工事成績評定点の加点対象となります。施工のコスト縮減や工期短縮の実現等、質の高い施工実績を残す事で、次回の入札に有利となる評価につながります。

三次元測量・出来形管理

測量及び杭打ち作業の効率化

  • その場で設計との差を確認
  • 3次元データに対応
  • TS及びGPSに対応
  • 切盛指示が行える
  • 杭・丁張設置に利用可能
GNSSでの杭打ち画面
自動追尾・自動視準トータルステーション
+監督さん.Vの丁張設置画面

TS出来形管理

TSの利用による出来形計測は、現状の出来形と設計との違いを把握することが容易となります。
さらに出来形帳票や出来形図がパソコンにより自動作成することを可能としています。
この出来形計測は、管理のみでなく、起工測量や丁張り設置にも利用することが可能で、施工管理業務全般の効率化と丁張り計算等の省力化・ミス防止等が期待できます。