1台2役!3Dレーザースキャナー+GNSS RTKシステム
RS10は、GNSS-RTK、LiDARシステムおよび、SLAM技術を1つのプラットフォームに統合すること事で、屋内外における3次元計測の効率化と精度を向上できるよう設計されています。 測量、建設、土木、BIM・CIM分野だけでなく、農業や林業分野、送電線の点検、土量計算や地下空間でのデータ収集など、幅広い用途で利用が可能です。 GNSS衛星の受信環境が悪い場所や、GNSS衛星を捕捉できない環境での計測の課題を解決し、現場作業に新たな発想と精度をもたらすことができます。 従来のGNSS-RTK測量とSLAMを用いた3次元計測を併せ持つRSI0はフィールドワークをより簡素化し生産性の向上が期待できる革新的なハンディSLAMです。
RTKとSLAMの融合
第4世代の電波式GNSSアンテナを搭載し、様々な劣悪環境下でも3cm以内のRTK測位精度を提供します。高精度LiDARと3台のHDカメラを組み合わせることで、RTK、レーザ、ピジュアルSLAMを統合し5cmの絶対精度を実現します。高精細な建築調査から複雑なインフラプロジェクトまで、RSI0は専門性を高め、高精細なデータを効率的に収集できます。
リアルタイムSLAM
パワフルなオンボードプロセッサーを搭載したRSI0は、りアルタイムSLAM機能により、現場で取得している3次元点群データをモニターでリアルタイムに描画することができます。リアルタイムにフィードパックできるため、ユーザーはその場で調整を行い、高精度、高精細な3次元点群データを現地で確認する事が可能です。
また、バッテリー1本で約30分の計測ができるため、最大13,000平方メートルもの広範囲のリアルタイムマッピングが可能。迅速かつ高精度が求められる複雑な測量プロジェクトに最適です。内部バッテリーを搭載しているで、バッテリー交換はホットスワップ機能が有効。
ループフリーによる効率的な作業フロー
これまでSLAMの課題とされていたループクロージャー。高精度GNSSとSLAM技術の統合による、ハンドヘルドスキャナーのデータ収集プロセスによってループクロージャーが不要になりました。
ループクロージャーが不要となることで、ループのない計測コースが可能。フィールドデータ収集を合理化し、プロジェクト完了までに必要な時間と労力を最大限に短縮します。
直感的な操作性
コント口ーラソフトウェア「LandStar」の口ーバモートで動作するため、直感的な操作性で使用できます。最小限のトレーニングで簡単に導入できます。
屋外と屋内をシームレスにマッピング
GNSS・RTK測位を併用することで、GCPを追加する必要がなく、屋内外のデータをシームレスに統合する事が可能。専用ソフト「SmartGO」または「LandStar」を使用して、計測現場の屋内、屋外両方の環境において一貫性のある座標を設定することで、容易に3次元点群データを収集することが可能になります。
S-FIXテクノロジー
RTK口ーバーモードで動作する革新的なS-FIXテクノロジーにより、従来のRTK測量では観測が厳しいGNSS衛星を捕捉できない環境下であっても、ピジュアルSLAMデータとLiDARデータから正確な特徴点座標を計算します。この技術により、衛星からの信号がない場合であっても1分以内に5cmの精度が保証され、屋内空間や都市部のピル群での測量に新たな可能性をもたらします。
VI-LiDARテクノロジー
「Landstar」ソフトウェアの画像モニターで、測定したいポイントを選択するだけでRTK原点とLIDAR点群の交点から5cmの精度で3次元座標がリアルタイムに計算されます。
自動作図
CHCNAVソフトウェアシステムを使用して、RSI0で取得した3次元点群データを「CoProcess」にインポートすることで、道路や建物などの地物を抽出することができます。