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PPK Go 後処理ソフトウェア

PPK 後処理ソフトウェアは、標定点(GCP)を設置することなく、精密で信頼性のあるドローンのカメラ位置データを取得することができます。

解析結果は、テキストファイルもしくはイメージファイルのジオタグ更新により2cmの精度で出力されますので、主要なSfMソフトウェアで直接使用できます。

日本の電子基準点データを使用することに下記のメリットがございます。

  • 日本全国をカバー
  • 安定したデータを利用
  • 基準点としての精度も補償
  • Wi-Fi圏外でも利用可能

ソフト操作のメリット

  • 処理時間は全工程で5分以内(1フライトあたり)
  • 電子基準点はフライトデータから自動でダウンロード
  • 座標入力不要。自動で世界測地系になります。
  • Phantom4RTKに対応。その他の機種はお問合せください。
PPKとは?

PPK(後処理キネマティック)の一般的なワークフローは次のとおりです:

飛行中、UAVは搭載GNSSユニットに基づいて各画像にジオタグを追加します。 同時に地上側では基地局(GNSS受信機、エアロコントローラ、電子基準点など)のGNSSデータが記録されます。

飛行終了後、これら二つのGNSSデータは、画像のタイムスタンプによってマッチングされます。 その後、PPK解析結果に基づいて画像のジオタグは、より高精度の座標へ更新されます。

一連のステップは後処理ですので、UAV~基準局間の通信を行うことなくデータを収集することができます。

通信環境や通信距離によるデータ欠損が発生しませんので、信頼性のある測位が可能です。

特徴

究極の効率性、作業工数を大幅に削減

PPK方式を利用すると、GCPの設置数を大幅に削減したうえで、高精度の航空写真測量を行うことができます。

RTK-FIXの欠損を修復する時間を短縮することにより、フィールド作業の時間とコストを大幅に削減しながら、精度を確保します。

マルチ衛星システム対応

各国の衛星システム(GPS/GLONASS/Beido/Galileo L1/L2/L5など)に対応していますので、単一の衛星システムでは信号が不十分な環境においても、適切に衛星を選択してPPK解析を行うことができます。

より高い信頼性と正確なカメラの位置座標を確保できます。

電子基準点 基準局データを統合

国土地理院の電子基準点データの自動ダウンロード機能や、後処理VRSデータのインポートにより、GNSS基地局を設置しなくても、PPKデータを処理することができます。

仕様

対応 GNSS
  • GPS    L1 / L2 / L5
  • GLONASS   G1/G2 / G3
  • Galileo    E1 / E5A
  • BeiDou    B1 / B2 / B3
PPK 測位性能
  • 水平     最大1㎝ + 1ppm
  • 垂直     最大1㎝ + 1ppm
  • ※1ppmは1㎞で1㎜となります。
動作環境
  • OS     Windows7 以降
  • CPU    Core i3 以上
  • GPU    不要
  • RAM    4GB以上
  • ストレージ 1GB以上
IOフォーマット

JPEG / RINEX / MRK / TXT / CSV / KML

対応ソフト

  • Pix4D
  • Metashape (旧ソフト名 PhotoScan)
  • Bentley ContextCapture
  • PrecisionHawk
  • など
ソフト製造元

Hi-Target Surveying InstrumentCo.Ltd.

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