この度、当社にて車載計測IP-S2 IP-S2Liteに関する内覧会を行うこととなりましたので、ご案内させていただきます。
まだまだ新しい商品ですのでいろんな発想、研究題材等が考えられると思います。
詳細な内容、お申し込みは添付資料をご覧頂ければと思います。
日時:2011年1月12日(水) 13時~17時
場所:みやこめっせ 第2会議室
I当日はIP-S2、IP-S2Liteを走行する予定です。
IP-S2,IP-S2Liteとも販売、実測委託等承っております。
詳しくはご相談ください。
是非とも皆様方のご参加を心より、お待ち申し上げます。
モバイルマッピングシステム IP-S2 Lite
- 走行車両から360°全方位カメラ映像を撮影
- 最先端の画像処理技術
“Camera Vector Technology”(CV技術)採用 - GPS・CV技術により絶対位置を決定
- カメラ映像から位置情報やポリゴンを取得可能
- 実写から走行路線周辺の3DCGを作成
- 実写と3DCGのシームレスな結合
- GISソフトとの融合

CV技術は全方位カメラ映像からカメラ位置を高精度に求める技術です。カメラ映像は連続したフレームの静止画の集合体になります。1フレーム毎に少 しずつ異なった画像が並んでいます。1フレームの画像の中から複数の特徴点を抽出し、それをフレーム毎にトラッキングし、特徴点の変化から1フレーム毎の カメラの位置と姿勢を解析し、CV値(カメラベクトル値)を算出するアルゴリズムを持っています。
CV映像

各フレームに対応する
カメラ位置(X,Y,Z)と
姿勢(θx,θy,θz)を
画像から取得
全フレームのカメラ位置と姿勢が決定できればカメラ映像はいつでも3D化が可能となります。撮影路線近傍の対象物の位置と形状を計測することが可能です。

IP-S2 Liteは360°カメラ、GPS、IMUをユニットとして車載し画像データと位置データ、姿勢データを取得します。車のキャリアに取付けられるユニット設計ですので幅広い車種に搭載可能なシステムです。

IP-S2 Liteは非常にコンパクトなシステムです。データ収集作業を行う車内はノートPC1台とHDD(e-SATA)というシンプルさを実現しました。

センサーユニットは搬送ケースが用意されており、輸送・保管が容易です。観測したい場所で簡単に取付け素早くデータ収集を行う事ができる機動性に優れたシステムです。

- 画面内の任意の3次元座標を計測
- 画像上の任意点をクリックするだけで3次元座標が表示されます。
- 実写物のオブジェクト化
- 画像の中に写る実写物をオブジェクトとして登録・属性情報を持たせることが可能です。
- 画像上で3D形状をトレース
- 画像や地図の中でポイント、ポリライン、ポリゴンをトレースし、空間情報として登録できます。
- ArcGISとの統合
- データベース環境を共有することで作業がリンク。現実世界をGIS上に取込むことができます。
- 2点間の寸法を計測
- 画像上の任意の2点をクリックすると距離や高さ、傾き角および北からの方位角が計測できます。
- 実写とCGを融合したシミュレーション
- 実写の画像の中へ作成したCGオブジェクトを追加でき、リアルなシミュレーションが可能です。
モバイルサーベイシステム IP-S2
- 複数センサー情報を位置情報と連動
- 高精度GNSS(GPS+GLONASS)により絶対位置を高精度に決定
- スキャナーで道路周辺の3D形状情報を取得
- 360°カメラで全方位走行連続画像を取得
- IMU(慣性計測装置)によりGNSSが測位しづらい場所でも計測可能!
- 簡単セットアップ
「より広範囲をより速く」3Dデータを取得する方法があれば地理空間情報の構築がスムーズに進んでいきます。
トプコンは高精度に絶対位置 (世界座標)を計測するGNSS(GPS+GLONASS)技術に、様々なセンサーを融合した車載型3D空間情報取得システム“IP-S2”を開発いたし ました。IP-S2は走行するだけで道路周辺の3D形状情報を高速に取得できます。また、360°全方位カメラにより道路周辺の連続画像を取得できます。 3D形状情報と画像情報を組合わせることにより、様々な対象物の特定・把握・抽出を容易に行う事が可能となり、短時間で高効率に低コストで3D空間情報の 構築を可能とするシステムです。
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